viaの意味と使い方、by, throughとの違い

via

viaは「~を経由して、~を通って、~を用いて」を意味する前置詞でラテン語がそのまま残っている感じで英語っぽくない響きがあります。

これは旅行などで「サンフランシスコ経由でラスベガスに行った」のような使い方もあれば、「ブルートゥースを通してアクセスする」「ラインで連絡する」といった使い方もできます。

他にもbyやthroughでも置き換えられるケースがあり、このあたりどれを使うべきか使い分けをネイティブスピーカーと1つ1つ検証してみました。使えるケースと使えないケースがあります。

今回、違いを検証するのは「via」「by」「through」の3つです。

〇が問題ない普通の表現、△は言う人がいてもおかしくない表現、▲は間違いとはいえないものの普通のネイティブスピーカーならばまず言わないであろう表現です。×は間違いと断定できる表現です。

viaのシンプルな使い方についてはこのページの最後に発音・読み方と一緒にまとめています。through(スルー)単独での詳しい使い方をお探しの方は『through(スルー)の使い方、throughoutとの違い』も合わせてご覧ください。

LINEで連絡する

ここではメッセージングアプリのLINEを例に出していますが、フェイスブックでもスカイプでも同じ扱いです。

「LINEを通して友達と話した、LINE経由で友達に連絡した」です。

例文

〇 I talked to my friend via Line.

〇 I talked to my friend through Line.

例文

▲ I talked to my friend by Line.

モスクワ経由でロンドンに行く

旅行などでどこかに寄ってから目的地に向かうケースでは以下の表現が成立します。文法的に問題はありませんが意味が異なってしまうケースがあります。

以下は「モスクワ経由ロンドン行きの飛行機に乗った」です。

例文

〇 I’m taking a flight to London via Moscow.

〇 I’m taking a flight to London through Moscow.

例文

☆ I’m taking a flight to London by Moscow.

☆は文章としては問題ありませんが意味が変わります。モスクワの「近くを通って」の意味になるのでモスクワには止まっていません。

viaとthroughに関してはモスクワにいったん降りて、おそらく飛行機を乗り換えています。つまり経由しています。

知人を介して人に会う

人を介して誰かに会う、紹介してもらうケースなどを想定しています。

例文では「主治医がトム・クルーズを紹介してくれた」「主治医を介してトム・クルーズに会った」といった意味です。

例文

〇 I met Tom Cruise via my doctor.

〇 I met Tom Cruise through my doctor.

例文

☆ I met Tom Cruise by my doctor.

☆も文法上、表現上は問題ありませんが「私の主治医のそばにいるトム・クルーズに会った」になってしまいます。

南側のドアからビルに入る

建物などに入る場合にどこか特定のドアから入るようなケースです。以下は「南のドアを通って建物に入った」です。

例文

〇 I entered the building via the south door.

〇 I entered the building through the south door.

△ I entered the building by the south door.

最後、ちょっと違和感がありますが大丈夫だろうという意見です。

HISを使って中国に行く

また旅行会社に対しては以下のような表現が可能です。旅行会社そのものは交通機関ではないので非常に微妙なラインです。

例文

〇 She went to China via HIS.

〇 She went to China through HIS.

例文

▲ She went to China by HIS.

最後の表現だけ普通のネイティブスピーカーならば言わないであろう表現ですが、間違いだとは言い切れないレベルです。

viaをbyの意味で使う(交通機関)

交通機関に限っていえば、viaをbyの意味で使う人がしばしば見られます。ひょっとしたら北米の英語かもしれませんので確認しておきます。この使い方は実際によく見られます。

以下の例文は「電車を使って仕事に行った」です。普通はbyを使います。

例文

〇 I went to work via train.

〇 I went to work by train.

例文

× I went to work through train.

同じく「彼女はクルーズ船で中国に行った」を意味する例文です。

例文

〇 She went to China via cruise ship.

〇 She went to China by cruise ship.

例文

× She went to China through cruise ship.

viaの意味と使い方

viaが使われたケースを実際のニュースから拾ってきました。使い方としてはシンプルです。ラテン語では「way」を意味します。

発音・読み方は【váiə】なのでヴァイア、バイアが近いです。

妊娠検査のためのIOTアプリが出たニュースからです。

例文

The test involves urinating on a special stick that connects to a smartphone via Bluetooth.

検査は、ブルートゥースを経由してスマートフォンに繋がる特別な棒への排尿を必要とする。

以下は北朝鮮の核問題についてアメリカの大統領補佐官が日本の国家安全保障局長と会談したニュースです。

例文

The assurance was made via telephone to Shotarou Yachi, the Director-General of the Japanese National Security Council.

その言質は電話を通して谷内正太郎国家安全保障局長に行われた。

他にも以下のように使いますので例文をあげておきます。

例文

I booked a connected flight from Osaka to Helsinki via Bangkok.

バンコク経由の大阪からヘルシンキへのフライトを予約した。

   


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. workout

    イディオム・熟語・慣用句

    work out(ワークアウト)の意味と使い方

    work + outはシンプルな言葉の組み合わせなので使い方や意味も幅…

  2. no-way

    イディオム・熟語・慣用句

    No way!(まさか、ありえない)の意味と使い方

    No way!は「まさか」「嘘でしょ」「ありえない」「信じられない」な…

  3. make upの意味と使い方

    英単語の意味と使い方

    make upの意味と使い方

    動詞でmake upを使った場合にはいくつかの意味があり「構成する」「…

  4. on earth

    スラング

    強調のon earth / the hell

    疑問文で「on earth」や「the hell」などが使われているの…

  5. lifespanとlife expectancyの意味の違い

    英単語の意味と使い方

    lifespanとlife expectancyの意味の違い

    lifespan(ライフスパン)は人生の長さ、命の長さであり寿命と考え…

  6. stunt

    和製英語とカタカナ英語

    stunt doubleとstuntmanの違い

    映画などで危険なシーンをやる人を「スタントマン(stuntman)」と…

おすすめ記事

  1. お客さん
  2. 花粉症
  3. 日本人と無神論
  4. middle finger
  5. ミッションインポッシブル




こんなアプリつくってます!

スペシャルカテゴリー







最近の記事

  1. ramp(ランプ)とslope(スロープ)の意味の違い
  2. sort(ソート)の意味と使い方
  3. hinge(ヒンジ)の意味と使い方
  4. 「in time」と「on time」の意味と使い方
  5. shoot upとshoot downの意味と使い方
  6. recreation(レクリエーション)とre-creationの違い
  7. stake(ステイク)の意味と使い方
  8. sign(サイン) + up, in, up, off, over, awayの違い




PAGE TOP