8回目となるAKB48の総選挙が、2016年6月18日に新潟市の「HARD OFF ECO スタジアム新潟」で開催されました。
首都圏以外での開催は、昨年の福岡ヤフオクドームに続いて二回目となりました。
開催地が新潟市に決まったのは、新潟を拠点とする姉妹グループのNGT48が今年の1月に新潟市の専用劇場でデビューした影響が大きいとみられています。
このイベントはアプリ内で「経済ニュース」として配信しました。ざっくりしたニュースは以下の内容です。
AKBが地方経済を活性化させる
新潟での開催が発表されてから、市内のホテルは予約が殺到。現在は新潟市内のほか、長岡や燕三条といった県内の新幹線沿線のホテルも満室になっています。
Influenced by popular AKB48 general elections being held there on June 18th, everything from inns to luxury hotels have been fully booked in Niigata City.
(6月18日に開催される、人気アイドルグループAKB48の「選抜総選挙」の影響で、新潟市内の旅館から高級ホテルまですべて満室になっている。)
JR東日本も総選挙当日と翌日に臨時列車を運行予定で、このイベントによる経済効果は約10億円になるとの試算があります。
In addition, JR East is planning a special train service for the area, and the Niigata tourism industry is taking the opportunity to launch promotional campaigns. The event is expected to bring in over one billion yen to the local economy.
(加えてJR東日本も臨時列車を運行予定で、新潟の観光産業はこの機会にキャンペーンを立ち上げてアピールする。イベントによる地方経済の効果は10億円以上との予測もある。)
新潟も一体となって、県外から来た人々に県の魅力を伝えようと計画しており、新潟空港や新潟駅に総選挙ポスターを掲示し、観光案内ブースを設置しました。
昨年の開催地となった福岡でもホテルがすぐに満室になり、20億円以上の経済効果がもたらされたと言われる一大イベントになっています。
AKB48の英語が堪能なメンバー
AKBグループの握手会や写メ会などのイベントに行くと外国人のファンが来ているのを目にすることが多々あります。
AKBグループにはたくさんのメンバーがいて、その中で活躍するには何かしらの個性が求められます。英語が得意だということで仕事の幅が広がっていくメンバーもいるのではないかと感じました。
後藤楽々(ごとうらら)
SKE48のメンバーの後藤楽々(ごとうらら)は幼稚園の頃にインターナショナルスクールに通っており、英語が得意です。
握手会でのネイティブとのやりとりの動画が話題になっていました。しっかり受け答えができていますね。
外国のファンもこうやって好きなアイドルと英語でコミュニケーションがとれると、嬉しいですよね。
平田梨奈(ひらたりな)と野澤玲奈(のざわれな)
また、AKB48の平田梨奈(ひらたりな)と野澤玲奈(のざわれな)は帰国子女で、英語が堪能です。
平田梨奈(ひらたりな)はテレビ番組の企画で、ロンドンに行って人気グループのワン・ダイレクションに英語でインタビューをするなど、語学力をいかした活躍もしています。
そんな帰国子女コンビのインタビュー動画はこちらです。二人とも流暢に話していますね。
昨年の5月にニューヨークのセントラルパークで行われたイベント「JAPAN DAY」にも二人は出演していました。アメリカでの公演で、英語のMCができることは強みですね。
板野友美(いたのともみ)
卒業した板野友美も英語を話しています。上の3人と比較すると英語力に差はありますが、話し方がかわいいと海外でもうけています。
AKB48と世界展開
AKB48は、秋元康のプロデュースで2005年に誕生したアイドルグループです。姉妹グループに、国内にSKE48(愛知)、NMB48(大阪)、HKT48(福岡)、NGT48(新潟)があります。
国外にもJKT48(インドネシア)、SNH48(中国)があり、活躍しています。
AKB総選挙はファンによる投票によって80位までの順位を決定する恒例のイベントです。
そのうち16位までのメンバーが、45枚目となるシングルを歌うことができる選抜メンバーとなります。
立候補者は272人。どのような結果になるのか楽しみですね。
AKB総選挙の歴史の中で、不動のエースといわれた前田敦子(まえだあつこ)や大島優子(おおしまゆうこ)にも成し遂げられなかった二連覇を、2016年は昨年一位だった指原莉乃(さしはらりの)が達成したことで注目を集めていました。
6月1日に発表された速報結果の時点では渡辺麻友(わたなべまゆ)に惜しくも一位の座を譲りましたが逆転した形になりました。
関連記事として、握手会をどうとらえるのかといった問題があります。状況によっては「Handshake event(ハンドシェイクイベント)」が変に感じます。
またアイドルからもらう「サイン」についても英語とカタカナで扱いが違うので、詳しくは以下の記事を参照してください。