heartbeat(ハートビート)はまさに読んだ通りのheart(心臓)のbeat(鼓動)なので「心臓の鼓動」などを意味する用語です。
これ以外にも心臓が鼓動するぐらいの短い時間という意味でin a heartbeatといった表現も存在しています。
おそらく、使い方としてはこのどちらかの意味になると思います。難しい単語ではありませんが使い方を例文にまとめています。
心臓の鼓動・心拍
heartbeat(ハートビート)は文字通り、人間の心臓の規則的な動きのことで名詞で「心臓の鼓動、心拍」を意味します。ドクン、ドクンという1回を指します。
heartbeatそのものは心拍・心臓の鼓動なので、この言葉そのものに良い悪いはありません。
The doctor kept performing CPR until he could hear a heartbeat.
医者は心拍が聞けるまで心肺停止の蘇生救急をし続けた。
The room was so quiet I could hear my own heartbeat.
部屋はとても静かだったので、私は自分自身の鼓動を聞くことができた。
以下は実際にある赤ちゃんを起こすことなく体温を測ることができるスマートデバイス「クリニクラウド」を紹介するニュースからです。
CliniCloud is made up of two devices. One is a thermometer which uses infrared technology, and there is also a stethoscope for measuring heartbeat and respiration.
「クリニクラウド」は2つの機器から構成されており、赤外線技術を使った体温計と、心臓の鼓動と呼吸を測定する聴診器がある。
とても短い時間(in a heartbeat)
とても短い時間、わずかな瞬間の意味もあります。訳としては「すぐに、直ちに、一瞬で」であり、1回の心臓の鼓動ぐらいの短い時間・瞬間であると比喩的にとらえた表現です。
She’s very smart and can answer any math question in a heartbeat.
彼女はとても頭が良くて、一瞬でどんな数学の質問にでも答えられる。
I would go to Europe in a heartbeat if I had the chance.
もしチャンスがあるなら、すぐさまヨーロッパに行くのに。
もしヨーロッパに行くチャンスがあるなら、ためらわずにそのチャンスを掴むだろうという意味です。
He was very careful with his money because he knew his fame could disappear in a heartbeat.
彼はお金に対してとても慎重だった、なぜなら自分の名声はあっという間に消えるかもしれないと分かっていたからだ。
heart beat
heart(名詞)とbeat(動詞)を別々にして使うこともできます。beatの過去形はそのままbeat、過去分詞はbeatenです。
When her crush entered the room her heart began to beat quickly.
彼女の好きな人(片思いの相手)が部屋に入ってきたとき、彼女の心臓は速く打ち始めた。
Roller coasters make my heart beat wildly.
ジェットコースターが私の心臓を激しく打たせる。
heartbreakは「失恋」の意味なので以下の記事をご覧ください。
heart rate
heart rateは一定の期間内の「心拍の数、心臓の鼓動の数」と考えることができ、通常は1分あたりのheart beat(beats per minute)と同じ意味です。
Heart rate = heartbeats per minuteと考えることができます。
The average heart rate of an adult is 80 beats per minute.
成人の平均の心拍数は80(一分あたり80回)だ。