チラシ

キャッチコピー(Catchcopy)は和製英語か?

日本語のキャッチコピーはちょっと和製英語ぎみの使い方になるそうです。業界用語的な「コピー」も同じだそうです。

辞書のcopyの項目には「原稿、広告文、広告文案、宣伝文句」といった訳語はいちおう存在していますが、業界の専門用語のようなものなので、あまり普通の人は使いません。

英語にもcopywriter(コピーライター)のような単語は職業として存在しています。

カナダ人のスティーブによると「catchcopy」という言葉が広告宣伝の世界で存在しているのかもしれないけれど、少なくとも日常会話の範囲では聞いたことがないそうです。

また、catchcopyで辞書に掲載はなく、検索にかけても日本語のサイトしか出てきません。おそらく下に紹介する「キャッチフレーズ」と「コピー」が合体した和製英語ではないかと思われます。

同じような存在、似た意味の言葉は以下の様に分類が可能です。ただ人によって定義は曖昧で、厳密に分類できるようなものではないので参考程度にお考えください。

slogan(スローガン)

我々が「キャッチコピー」と呼ぶものの多くは英語では「slogan」もしくは「Advertising slogan」にあたります。

McDonald’s slogan is “I’m lovin’ it.”
(マクドナルドのスローガンは「I’m lovin’ it」だ)

catchphrase(キャッチフレーズ)

キャッチコピーは和製英語でも、キャッチフレーズは英語にも存在しています。

これは主にキャラクター・人に対して用いられる、印象的なセリフやその人を表すフレーズです。

Atsugiri Jason’s catchphrase is “Why Japanese people?”
(厚切りジェイソンのキャッチフレーズは「Why Japanese people?」だ)

motto(モットー)

座右の銘や企業の目標、姿勢などを表す言葉は、カタカナでも聞かれる「モットー」で表現できます。

Google’s motto is “Don’t be evil.”
(グーグルのモットーは「邪悪になるな」だ)

ただ場合によっては昔のAppleの「Think different」など、スローガンのようでもあり、モットーのようでもあるので、このあたり厳密な境界はありません。

tagline(タグライン)

Nikeの「Just do it.」の由来に関する記事を書きましたが、ほぼこの記事では「slogan」の置き換えとして「tagline(タグライン)」という言葉が使われています。

これも厳密な境界線はありませんがスローガンがメインだとすると、タグラインはその次に来るような位置づけのものです。

例えば映画のポスターなどでタイトルやセリフの引用ではなく、少し小さく「この戦いで地球の運命が決まる」「キミは生き延びることができるか」「あなたは真実の愛を知る」みたいなストーリー全体を表しながらも、そこまで重要でもない文章が書かれていますが、これがタグラインにあたります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

ピックアップ記事

  1. Fuck(fucking)についての考え
  2. 形容詞(adjective)の順序とネイティブの感覚
  3. 2016年、はてブで500を超えた英語学習の記事まとめ
  4. 英語で見たハンバーガーとハンバーグの違い
  5. 英単語としてのhack(ハック)の正しい使い方

関連記事

  1. コンセント

    和製英語

    和製英語の検証「コンセント(consent)」

    和製英語だとわかったとしても、代わりは何か? 和製英語だったとしても例…

  2. 文法用語まとめ

    英文法とライティング

    英語の文法用語まとめ(音声付き)

    ネイティブと文法について話すときは、文法用語そのものを英語で伝えるケー…

  3. pay / cost

    英単語の使い方と単語比較

    cost / pay / sell for / worthの違い

    支払う費用や料金などに関連する言葉ですが、似たような意味になってしまう…

  4. whereas

    英文法とライティング

    whereasとbutの違い

    接続詞の「whereas」は「~の一方で、~に対して、しかし」といった…

  5. 猫

    英単語の使い方と単語比較

    いつ使うかわからないfeline(猫)とcanine(犬)

    猫エイズの話題をとりあげた時にfeline(猫の)という言葉が出てきま…

  6. ロゼッタストーン

    英単語の使い方と単語比較

    translate(翻訳)とinterpret(通訳)の違い

    どちらも同じ意味ですが基本的にはtranslateは「翻訳」であり、主…

おすすめ記事

  1. パン
  2. フリーティー
  3. はてぶ
  4. センテンススプリング
  5. 失恋
  6. ツイッター
  7. asas
  8. 都市名
  9. 炎上
  10. 外国人

最近の記事

  1. upset
  2. 勝敗の英語
  3. 選挙用語
  4. underneath
  5. トラフィッキング
  6. ターンオン・ターンオフ
  7. shaming
  8. デブ・太っている
  9. featuring
  10. pay / cost
  1. badly and poorly

    英単語の使い方と単語比較

    badlyとpoorlyの使い方
  2. terribly

    英単語の使い方と単語比較

    強調の意味のterribly
  3. 幼稚園

    アメリカ

    kindergarten, preschool, elementary scho…
  4. カムバック

    英単語の使い方と単語比較

    make a comebackとcome backの違い
  5. gaming

    英単語の使い方と単語比較

    最近はgaming(ゲーミング)の意味が変化している
PAGE TOP