fameの意味、famedとfamousの違い

fame

fameは名詞で「名声・有名なこと」を意味する単語です。動詞ではないので「名声を得る」といった場合にはgetやearnなどいくつかの動詞と組み合わさります。

形容詞はfamedで「有名な、高名な」といった意味になります。famousとの違いについてもネイティブスピーカーにヒアリングをして例文にまとめています。

ラテン語までさかのぼればfamousとfameは同じ語源になるので親戚のような言葉だといえます。

fame(名詞:名声・評判)

fameを名詞で使った場合の意味はシンプルに「名声・評判・有名なこと」です。人からの良いと思われること、評価されるような声のことです。

例文

Many people want fame.

多くの人々は名声を欲しがる。

例文

He lost his privacy after he got his fame.
彼は名声を得た後でプライバシーを失った。

例文

His fame came at the cost of his privacy.

彼の名声はプライバシーを犠牲にしていた。

有名になればいいことも多いですが、目立ってしまうので必ずしも良いことばかりでもありません。

少し雰囲気やニュアンスに差が出ますがfameを使って有名であることを表すこともできます。fameを使うとよりフォーマルになりfamousを使うとより一般的になります。

名詞(fame)と形容詞(famous)といった品詞の違いに注意しながら以下のように似た意味の文章も作れます。

例文

She is famous.

She has fame.

彼女は有名です。

例文

She is famous for climbing Mt. Everest.

She has fame for climbing Mt. Everest.

彼女はエベレスト登山で有名です。

例文

He is famous as the guy who invented Hawaiian pizza.

He has fame as the guy who invented Hawaiian pizza.

彼はハワイアンピザを考案した男として有名です。

例文

His Hawaiian pizza made him famous.

His Hawaiian pizza brought him fame.

彼のハワイアンピザは彼を有名にした。

Hall of Fame(殿堂)

Hall of Fameは直訳すると「名声のホール」ですがよく「○○の殿堂」と訳されさまざまなジャンルで見かけることができます。

例文

Pete Rose may never be inducted into the Baseball Hall of Fame.

ピート・ローズは野球の殿堂に入ることは絶対にないかもしれない。

例文

The World Video Game Hall of Fame announced their second round of inductees since starting last year.

世界ビデオゲームの殿堂は昨年に始まって以来、2回目の殿堂入り作品を発表した。

一緒によく使われるのがinduct(~を入会させる、~を受け入れる)の意味がある言葉で、入る側の組織やグループは高く尊敬されるような立派なものが来ます。inducteeで「入会する人」を指します。

名声を得る

fameは動詞ではないので、名声を得る場合には上の例文のように「get」を使うのも一般的ですが、他にいくつか表現があります。

rise to fameやshoot to fameがよく使われます。riseは「名をあげる」といった意味が近いです。shoot to fameは短期間で名声を得るようなものに使われる傾向があります。

例文

He rose to fame after winning an Olympic medal.

彼はオリンピックのメダルを勝ち取って名声を得た。

例文

She shot to fame when her song was played in a hit movie.

ヒット映画の中で彼女の曲が演奏されて、彼女は名声を得た。

またfindを使って「名声を見つける」のような表現も可能です。

例文

He worked hard for many years and has finally found fame as a musician.

彼は何年も必死に働き、ついに音楽家としての名声を手に入れた。

他にもgain(獲得する)やearn(得る、獲得する)などもfameと一緒によく使われる言葉ではあります。

例文

KISS gained fame for their white painted faces and flashy costumes.

キッスは白くペイントした顔や派手な衣装で名声を得た/評判になった。

famedとfamousの違い

基本的には同じ形容詞で「有名な、著名な」の意味ですが、わずかにニュアンスの差、使われる傾向があります。

famedはある分野で有名な人ではあるけれど、一般の人には知られていないケースによく使われます。

例文

He met with the famed cell biologist at a ceremony.

彼は著名な細胞生物学者にセレモニーで会った。

例文

He met with the famous cell biologist at a ceremony.

彼は著名な細胞生物学者にセレモニーで会った。

日本語にすると同じですがfamedを使うとその分野では有名ですが、普通の人はあまり知らないニュアンスがあります。

例文

Jackie Chan is a famous martial arts choreographer.

ジャッキー・チェンは著名な武術の振付師である。

例文

Yuen Woo-ping is a famed martial arts choreographer.

ユエン・ウーピンは著名な武術の振付師である。

ジャッキー・チェン(成龍)は誰でも知っていますが、ユエン・ウーピンは香港映画の振付師であり、映画『マトリックス』でも武術指導をした人です。しかし、一般の人にそれほど有名なわけでもありません。

日本語で著名、有名、高名にこの差があるようには思えないので日本語では表しにくい概念であるといえます。

famedの使い方

またfamedは「過去において有名だった(今は有名ではない、すでに存在しない)」のような歴史的な事柄や、亡くなった人に使われる傾向があります。

例文

Many celebrities went to the famed Studio 54 during the disco era.

多くのセレブが有名だったスタジオ54にディスコ時代に行った。

例文

Famed boxer Muhammad Ali passed away last week.

著名なボクサー、モハメド・アリは先週なくなった。

スタジオ54はジュリアナ東京のようなものだと考えるとわかりますが、確かに有名ですが今はもうないので現在も有名かといえば少しニュアンスが変わります。

モハメド・アリもアントニオ猪木ぐらいに置き換えても同じですが、有名ではあるものの若い人は現役時代の試合を見たわけではなく、famousとは少し質の違った有名さです。

famousの使い方

一方のfamousは、どこまで続くかはわからないけど一時的に有名なものや、有名になろうとするものなどに使われる傾向があります。

したがってinstantly(一瞬にして、あっという間に)やbecome(~になる)といった言葉と組み合わさることも多いです。

例文

The website was instantly famous for its viral videos.

ネットで拡散した動画でそのサイトはあっという間に有名になった。

いまいちな例文

The website was instantly famed for its viral videos.

(ニュアンスとして変な表現)

例文

He is trying very hard to become a famous YouTuber.

彼は有名なユーチューバーになろうと必死に試みている。

いまいちな例文

He is trying very hard to become a famed YouTuber.

(ニュアンスとして変な表現)

このあたりは絶対的なルールではないのであくまで傾向としてこのようなものがあると考えておくのがいいと思います。

famousについては以下の記事でもまとめているので類義語との比較もあわせて参考にしてください。

   


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. cheek

    英単語の意味と使い方

    cheek / cheekyの意味と使い方

    cheekは基本的には「ほっぺた、頬」の意味です。単数になると片方の頬…

  2. 英単語の意味と使い方

    映画の「box office」の意味は?

    box officeとは昔の映画館の入り口にあったチケットブース、小屋…

  3. イニシアチブ

    英単語の意味と使い方

    initiative(イニシアチブ)の意味と使い方

    イニシアチブは「主導権」などの意味で、ビジネス界隈のカタカナ英語でも聞…

  4. ミックスアップ

    英単語の意味と使い方

    mix upの意味と使い方について

    日本語で考えるならばmix(混ぜる)とmix up(混同する)の関係が…

  5. bread

    日本語から英語への翻訳

    pan(パン)/ bread(ブレッド)/ bun(バン)の違い

    みなさんが毎日食べているパン(食パンやカレーパン)は、もともとはポルト…

  6. ジェスチャー

    英単語の意味と使い方

    gesture(ジェスチャー)の意味と使い方

    カタカナでジェスチャーといえば身振り、手ぶりで何かの情報を伝えることで…

おすすめ記事

  1. お客さん
  2. 倍
  3. ハック
  4. manager
  5. ifと仮定法




こんなアプリつくってます!

最近の記事

  1. shake(シェイク) / shake upの意味と使い方
  2. core(コア)/ hardcore(ハードコア)の意味と使い方
  3. release(リリース)の意味と使い方、launch / roll outとの違い
  4. turn outの意味と使い方
  5. operate / operation / operatorの意味と使い方
  6. terminateの意味と使い方
  7. variety(バラエティ)の意味と使い方
  8. tireless / tirelesslyの意味と使い方




  1. like(~のような・~のように)の意味と使い方

    英単語の意味と使い方

    like(~のような / ~のように)の意味と使い方
  2. transform

    英単語の意味と使い方

    transformの意味と使い方、changeとの違い
  3. bring(brought)の意味と使い方

    英単語の意味と使い方

    bring(brought)の意味と使い方
  4. involve

    英単語の意味と使い方

    involveの意味と使い方
  5. 決心

    英単語の意味と使い方

    determineとdecideの意味の違い
PAGE TOP