ニュースでも頻繁に登場する言葉で、犯罪的な組織の名称がいくつかあります。
extremistは「過激派」のことですが、ほかにもmilitant(武闘派)やterrorist(テロリスト)などよく似た言葉があるのでおおまかに見ていきます。
extremist, militant, terroristは本質的には同じ意味の言葉ですがニュアンスが少し違い、誰にどの表現を組み合わせるかについては人種差別的な使い方がされていると感じる人もいます。
extremist(過激派)の意味と使い方
普通とは違うイデオロギーに非常に強く従うため危険な人です。「過激派、極論主義者」を意味します。
Islamic extremists give regular people a bad reputation.
イスラムの過激派は世間一般の人々に悪い評判を与える。
The abortion clinic was attacked by Christian extremists.
妊娠中絶医院はキリスト教徒の過激派によって攻撃された。
militant(武闘派)の意味と使い方
自分たちの目的を達成するために必要であれば暴力をふるう、もしくは暴力を使って脅迫するであろう政治的な集団のことで「武闘派」を表します。
Militant groups attacked the Parliament.
武闘派のグループが議会を攻撃した。
A militant animal rights group bombed a research lab.
武闘派の動物保護団体は研究所を爆破した。
terrorist(テロリスト)の意味と使い方
テロリストがもっともよく知られる言葉ですが、暴力を使うことで政治的な、社会的な変化をもたらすことができると信じている人のことです。
Terrorists wanted to destabilize the government by blowing up the parliament.
テロリストは議会を爆破することで政府を弱体化させたかった。
Terrorists have drawn the US into a long war.
テロリストはアメリカを長い戦争へと引き込んだ。
「terror(恐怖)」がネガティブな感情を伴うのに対して「extreme(極端な、度を超えた)」は言葉としてはよりポジティブなニュアンスを含むという違いが、言葉の選択に影響しています。