end upの意味と使い方

 

公開日: 最終更新日:2023.10.4

end upは「結局は〜になる」「最終的には〜で終わる」などの意味で使われます。後ろに動詞を置く場合はend up + -ingとする形が一般的です。

ニュアンスとして「そうは思っていなかったけれど」という予想外だったという意味が含まれるケースもあります。ここでは基本的なend upの使い方をご紹介しています。

関連の話題として『endとfinishの違い』もあるのであわせてご覧ください。

end upの意味と使い方

end upの意味と使い方

最後にある状況になることで「結局~になる、~で終わる」などを表します。良いこと、悪いことどちらにも使うことができます。

end upの後は動詞のingを用いるというのが一般的なルールです。

例文

If you keep jumping out of airplanes, you will end up dead.

もし君が飛行機から飛び出続ける(スカイダイビングなど)なら、最後には死ぬだろう。

例文

It was raining so she ended up staying home that night.

雨が降っていたので彼女はあの夜、結局、家にいた。

例文

He ended up winning.

彼の勝利で終わった。

場合によっては「そうなるとは思っていなかったけれど、最後にはそうなった」といった意味を感じさせるケースもあります。

end up + 形容詞

形容詞をおく場合はbeingを入れても入れなくてもどちらも同じだという結論です。

ただ本当に細かなニュアンスを突き詰めると差がないわけではないようですが無視してもいいと思います。

例文

He ended up rich.

He ended up being rich.

彼は結局は金持ちになった。

例文

He ended up sick.

He ended up being sick.

彼は結局は気分が悪くなった。

end up with / end up in / end up at

end up withやend up atは熟語というよりも、end upが「~で終わる」の意味なので、その終わった状態でどこかにいればinやatが使われることになり、何かと一緒ならばwithが使われるだけで、前置詞の役割の話です。

end upの部分をbe動詞だと思って考えると、そのままの形になります。

例文

He ended up in New York.

彼は結局はニューヨークにいることになった。

例文

I ended up at his house.

私は結局は彼の家にいることになった。

少し解釈に幅がありますが世界各地を転々としていて結局はニューヨークにいた、いろいろ移動したけど最後は家にいたという意味ならば成立します。

withを使っても同じ感じで、最後は~と一緒だった、~がついてきた、などwithの意味がそのまま当てはまります。

例文

I ended up with a broken nose after the fight.

喧嘩の後で、私は折れた鼻と一緒だった。

= 結局は鼻が折れるという結果だった。

また名詞をそのまま置くことも可能です。asを入れるケースもあります。

例文

He ended up a millionaire.

彼は最終的には億万長者という結果になった。

endとend upの違い

endとend upの違い

単純な「終える、終わる」のendとの意味や表現の違いを比較してみます。シンプルな文章なので少し解釈に幅がありますが、おおよそ以下のような意味で読み取られます。

例文

The movie ended up being good.

映画は結局はよい状態で終わった。

映画は最終的には良かった。

上の例文は基本的には映画のストーリーの話ではなく、映画鑑賞という行為は最終的には良かったという意味です。逆にいえば上の例文からは「あまり期待はしてなかった、退屈だと思っていた、しかし、結局はよかった」という意味を感じさせます。

ただし、映画が思ったより良かったということは、内容が良かったと言っているのに等しい感じもします。

例文

The movie ended well.

映画はよく終わった。

この場合はストーリーなど映画の内容よりの話であり、エンディングが良かった、物語がハッピーエンド的な意味でよかったという意味になります。もしくは機械のトラブルや事故などもなく上映が終わったなどの可能性もあります。

例文

This movie ends at 3 p.m.

この映画は午後3時に終わる。

この場合は単なる上映時間についての話であって、特に内容について触れている感じではありません。



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