curseもいろいろな意味で使われますが元々は「呪い、呪文」のようなものを指します。
現代では呪いの言葉などありませんが、この言葉で悪いことを起こすような意味がベースにあります。
以下、現代社会における使い方を例文付きでご紹介します。
呪い・呪文
元々は「のろい、呪文、不幸の元凶」などの意味で、魔女などによってかけられる悪い出来事を引き起こす言葉です。おとぎ話や童話などを英語で読んでいると登場するかもしれません。
The old lady cursed me because I stole her money.
年老いた女は私に呪いの言葉をかけた。なぜなら私が彼女の金を盗んだからだ。
That’s the third umbrella I lost this week. I must be cursed.
あれで今週に失くした3本目の傘だ。呪われているに違いないね。
口汚い言葉、罵る
口汚い言葉を言う、として広く使われています。悪態をつくと考えても近いです。
He cursed loudly after hitting his toe on the table.
彼はつま先をテーブルにぶつけた後で大きな声で汚い言葉をいった。
She cursed to herself after losing at Street Fighter.
彼女はストリートファイターで負けた後で口汚い言葉を言った。
これは自分自身に対しても使え「なんて馬鹿なことやったんだ!バカ!」と自分に向かって恨むようなことを言って反省、後悔することに用いることができます。
curse out
curse out になると「(人)に罵詈雑言を浴びせる、罵声を浴びせる」となり、誰かに向かって言うことを意味します。
The old lady cursed me out because I stole her money.
年老いた女は私に罵詈雑言を浴びせた。なぜなら私が彼女の金を盗んだからだ。
She cursed me out after losing to me at Street Fighter.
彼女はストリートファイターで負けた後で私に罵声を浴びせた。
日常生活で呪いや呪文をかけてくる人はあんまりいないので気にする必要はありませんが、映画や本のジャンルによっては「罵っている」と「呪いをかける」を明確に区別する必要があります。
damn
似たような言葉で「damn」や「God damn you.」があります。「ちくしょう!」などと訳されることが多いです。
これの意味は「I want God to curse you.」であり「God damn it. = I want God to curse it.」のような感じです。
直訳すると「神に呪いをかけてほしい」となり、怒ったときの表現として広く使われています。
だいたい省略されて「Damn」「Dammit」「Dammit all to hell.」などの形で見かけます。
英語圏の名前の縁起
ニュースでは中国人が名前の縁起みたいな部分を気にする話を取り上げたことがあります。中国人は名前と発音の縁起を日本人よりも大事にしている感じはします。
英語圏にも名前の縁起など気にする文化があるのか聞いてみました。
日本でも「4」や「9」が嫌われますが、英語圏でも13日の金曜日に代表される「13」は嫌われる傾向があるそうです。実際、13階がない建物なども(昔はそれなりに)あったみたいです。
しかし、日本でも4、9を必要以上に気にするのは迷信深い人や古い世代であって、最近はまったく気にしない人も多いようです。
Sadieという名前は気になるか?
ニュースにSadie(セイディ)さんが登場したときに、この名前にdieが含まれているのが気になるのか確認したことがあります。
スティーブは、Sadie(セイディ)さんにdieが含まれているのは、指摘されるまで気が付かなかったといっていました。つまり、まったく気にしてないみたいです。
むしろスペリングに文字が含まれているケースよりも、発音として変にならないかは注意深くなるみたいです。
たとえば「Mike Hunt(マイク・ハント)」はすばやく発言すると「My cunt(私の女性器)」に聞こえてしまいます。
他にもAmanda Hugginnkissみたいな名前で「A man to hug and kiss」みたいに聞こえます。
こういうのはいたずら電話や、呼び出し窓口の冗談でも使われ「マイク・ハントさん~ いますか?」と大きな声で受付嬢に言わせたり、スタバのバリスタに伝えるみたいな話です。
こちらのサイトではいわゆる「変な言葉に聞こえてしまう名前」が集められています。
あまり関係ないですがツイッターでバスケットボール選手が話題になっていました。
息子が小学校からもらってきたプロバスケチームのチラシに、すごくいい名前の選手がいた。 pic.twitter.com/Tt5nHuTeww
— 真実一郎 (@shinjitsuichiro) 2017年1月25日
両親は日本語を話せないので狙って名付けたわけではないそうです。