tolerateとintolerantの使い方

寛容性

ニュースにtolerate(大目にみる)といった単語が登場したので、関連語もまとめて整理しています。

tolerate(動詞)tolerant(形容詞)tolerance(名詞)で、それぞれ文法上の役割が異なります。

また反対の意味になるintolerantも存在しているので例文や使い方をご紹介しておきます。

tolerate(動詞:~を大目に見る)

意味としてはallow(許す、許可する)に近いですが、自分の好まないことを許可するニュアンスが入るので日本語では「大目に見る、我慢する、耐える、寛大に取り扱う、許容する」などの訳になります。

She tolerates his drinking problem.
彼女は彼の飲酒問題を大目に見ている。

He tolerates his bosses shouting.
彼はボスがシャウトするのを我慢している。

not tolerateでそのまま「not allow」に近い意味になります。

I can’t tolerate smokers in my apartment building.
私は建物内の喫煙者を容認できない。

He doesn’t tolerate students talking in his class.
彼は生徒が授業中に話しているのが許せない。

I don’t tolerate people cutting in line.
私は列に割って入ってくる人に我慢できない。

She doesn’t tolerate me talking during movies.
彼女は私が映画の間に話すことを許さない。

My boss doesn’t tolerate failure.
上司は失敗に寛容ではない。

be tolerant / intolerant of

形容詞を使ったこの形もよく見かけます。似たような意味で「大目に見る、我慢する、耐える、寛大に取り扱う」です。

I am tolerant of all religious beliefs.
私はすべての信仰について寛大に扱っている。

She is tolerant of the rules of her company.
彼女は会社のルールに耐えている。

be intolerant ofでそのまま逆の意味です。

He is intolerant of other races.
彼は他の人種に寛容ではない。

She is lactose intolerant.
彼女は乳糖に耐えられない。

下はlactose intolerant(乳糖/ラクトース不耐症)という言葉があり、牛乳やチーズなどを食べるとお腹を壊したりする症状です。

lactose intolerant

tolerance(名詞)

名詞で使い方が2つぐらいありますが、イメージとしては共通する部分も多いので、日本語は柔軟に割り当ててみてください。

ざっくりいうと「苦痛などに対して被害を受けない程度の我慢、忍耐」です。

ちょっと大げさになるケースもありますが「耐性」と考えてもいいと思います。

I have a high tolerance for spicy food.
私は辛い食べ物に耐性がある。

He has a low tolerance for pain.
= He has a low pain tolerance.
彼は痛みに低い耐性がある。

My boss has no tolerance for failure.
上司は失敗に対して耐性がない。

tolerance(寛容、容認、寛大)

もう1つが寛容、容認、寛大や許容範囲と思ってもいいかもしれません。どちらかといえば、こちらのほうが頻度が高いそうです。

例文を参考にしてください。

Japan has a lot of religious tolerance.
日本は宗教的寛容が高い。

The president asked for tolerance from her people during this difficult time.
大統領は人々に対してこの難しい時期の間、寛容性を求めた。

The school has a zero-tolerance policy for drugs.
学校はドラッグに対していかなる違反も許さない方針だ/ドラッグに寛容さがまったくない。

zero-toleranceもよく見かける表現で文字通り「寛容性がゼロ」であって、和訳としては「いかなる違反も許さない」「断固とした措置」など、学校の規則などで見かけることが多いです。

なにか違反すると、いかなる寛容さも認めない一発で無条件アウト、退学処分になるような厳しい措置です。

   


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. dark / darkness

    英単語の意味と使い方

    dark(ダーク)とdarkness(ダークネス)の意味と使い方

    すでにカタカナでも広く使われているdark(ダーク)は名詞と形容詞で「…

  2. maintainとsustain

    英単語の意味と使い方

    sustain / maintain / retain / keepの意味の違い

    この3つの言葉は日本語にしてしまうと、どれも「維持する、保持する」みた…

  3. cast

    英単語の意味と使い方

    cast(キャスト)の様々な意味

    日本語でキャストといえば映画やドラマに出演している人々を指すことが多い…

  4. mate(メイト)

    英単語の意味と使い方

    mate(メイト)の意味と使い方

    mate(メイト)といえばカタカナでも「ルームメイト」や「クラスメイト…

  5. マジシャン

    英単語の意味と使い方

    メンタリスト、マジシャン、サイキックを英語から考える

    1980年代に活躍したMr.マリックが超魔術ブームを起こしましたが、当…

  6. 和製英語とカタカナ英語

    reform(リフォーム)とrenovation(リノベーション)の英語での意味

    家などの改築・改修に対してreform(リフォーム)がよく使われますが…

おすすめ記事

  1. シューズ
  2. Japanese
  3. カタカナ都市名
  4. ツイッター
  5. ジブリ




こんなアプリつくってます!

最近の記事

  1. prohibitの意味と使い方
  2. burner(バーナー)とstove(ストーブ)の意味と使い方
  3. attract / attraction / attractive / attractivenessの意味と使い方
  4. dish(ディッシュ)の意味と使い方
  5. banの意味と使い方
  6. shake(シェイク) / shake upの意味と使い方
  7. core(コア)/ hardcore(ハードコア)の意味と使い方
  8. release(リリース)の意味と使い方、launch / roll outとの違い




  1. heat

    英単語の意味と使い方

    heat(ヒート)の意味と使い方
  2. wonder

    英単語の意味と使い方

    wonder if / whetherの使い方
  3. terribly

    英単語の意味と使い方

    強調の意味のterribly
  4. クラシックとクラシカル

    英単語の意味と使い方

    クラシックとクラシカルの違い
  5. shit

    スラング

    shitの意味と使い方
PAGE TOP