日本語でも同じですが「扉・ドア」は何かに対して「門戸を開放している」のように象徴的に、比喩として使われることが多い言葉です。
英語でも同じで「open the door」「open one’s doors」「leave the door open for/to」といったドアに関連した表現があるので使い方を整理しています。
open the doorの意味と使い方
扉を開くであり、道を切り開くといった意味合いです。
Her election victory opened the door for other women in politics.
彼女の選挙の勝利はほかの女性政治家に扉を開いた。
His success as a musician opened the door to an acting career.
彼のミュージシャンとしての成功は、俳優としてのキャリアの道を開いた。
open one’s doors
open one’s doorsという表現もあり、開店することで、単に1日の営業をはじめる、またはグランドオープンのどちらでも可能です。
Many stores will open their doors at midnight on the day the video game is released.
テレビゲームがリリースされる日には、多くの店が夜中に店をあけるだろう。
The new supermarket will open its doors next month.
新しいスーパーが来月に開店する予定だ。
The shop opened its doors in 1934.
その店は1934年にオープンした。
そこから人や物が入れるといった意味にもつながります。扉を開いていることは、受け入れる状態であるといった意味です。
The UN is asking the country to open its doors to refugees.
国連はその国に難民を受け入れるように頼んでいる。
The temple will open its doors to the public for the first time in ten years.
その寺は10年ぶりに一般大衆に開放される予定だ。
leave the door open for/to
どちらも同じ意味で感覚的にわかると思いますが「ドアが開かれている」ことで、可能性を残しておく、入り込む可能性、余地があることを意味します。
The ending of the movie left the door open for a sequel.
その映画のエンディングは続編への可能性を残した。
We still have two days until the deadline. That leaves the door open for last-minute changes.
我々には締切までまだ2日ある。これは土壇場での変更の可能性がある。