英語でhop(ホップ)といった場合には動詞で「ぴょんぴょん跳ぶ」といった使われ方がします。小さな動物や人間に対して使う言葉です。
そこから「bar-hopping(バーホッピング)」のように、次々に移り変わっていく様子などを指して使われることもあります。
名詞でもそのまま「ぴょんと跳ぶこと」に使うことができます。ビールのホップもありますが語源が違うのでスペルは同じでも異なる言葉だと考えてもいいと思います。
hopの動詞での使い方
片足、もしくは両足を使って同時に短く跳ぶことです。動詞で「ぴょんぴょん跳ぶ」といった意味になります。過去形・過去分詞はhopped、-ingの形はhoppingとpが重なります。
基本的にはjumpと同じ意味ですが、jumpのほうがカテゴリーとしては広い感じがして、その中にhopがあると考えることができます。しかし、どこからがhopでどこからがjumpといった境界線はあってないようなものです。
He hurt his foot and began hopping around.
彼は足を怪我して、ぴょんぴょん跳ね回り始めた。
Little birds often move by hopping.
小さな鳥はよくぴょんぴょん跳ねて移動する。
さっと動く
素早く動き回ることも意味します。これは気軽に物事を変えていくようなことに対して使われます。
He spent his 20s hopping from job to job.
彼は仕事を転々とする20代を過ごした。
ある仕事から別の仕事へとぴょんぴょん跳びうつるようなイメージです。
We like to go bar-hopping on the weekends.
私たちは週末にはしご酒をするのが好きだ。
こちらも飲み屋から飲み屋へと跳びうつるといった意味です。最近は「bar-hopping(バーホッピング)」といった言葉もよく聞かれるようになっています。
(乗り物に)乗る
乗り物に乗ることも表せます。
この「乗る」については辞書には「飛び乗る」といった意味も見られましたが、急いでいるようなニュアンスが含まれるかといえば、場合によっては少しその雰囲気があることもありますが厳密には単なる「乗る」です。
例えば下のhop inの例文の場合、急がされているわけではなく単に「乗る」という意味で使われています。
He hopped aboard a train heading south.
彼は南へ向かう電車に乗った。
Hop in. I’ll give you a drive to school.
乗って。学校まで送るよ。
hopの名詞での使い方
そのまま名詞で「一跳び、ぴょんぴょん跳ぶこと」の意味にもなります。
It took three hops to cross the bridge.
橋を渡るのに3回ぴょんぴょんと跳んだ。
ビールなどのホップ
ビールに味をつける素材の「ホップ」の意味もあります。カタカナのホップと同じです。しかし、語源が違うようなので基本的には別の言葉と考えても問題ないと思います。
This beer uses the finest hops.
このビールはもっとも素晴らしいホップを使っている。