fiscal / financial / financeの意味と使い方

fiscal / financial / financeの意味と使い方
 

公開日: 最終更新日:2020.04.3

fiscalは「会計の、国庫収入の、財政上の」といった意味で、financial(ファイナンシャル)に近い意味で使われることがあります。fiscal yearは「会計年度」の意味です。

financialはお金の扱いに関することで「財務の、金銭上の、金融の」です。一部で意味が重なっているので置き換えられるケースがあります。

ここでは名詞のfinance(ファイナンス)も含めて違いや使い方を例文にまとめています。financialの発音は「ファイナンシャル」と「フィナンシャル」のどちらでもあっています。

fiscalとfinancialの違い

fiscalとfinancialの違い

どちらもお金に関わることですが、意味がかぶる部分もあれば、異なる場合もあります。

fiscal【fískəl 】
financial【fainǽnʃəl / fənǽnʃəl】

financialの発音は「ファイナンシャル」と「フィナンシャル」のどちらも英米で使われていますが、「ファイナンシャル」のほうが広く使われている感じがします。

ただし日本ではみずほ銀行が、何か理由があるのか不明ですが「みずほフィナンシャルグループ(Mizuho Financial Group)」としてフィナンシャルを採用しています。

fiscalは公共のお金や税金に関わることで、形容詞で「会計の、国庫収入の、財政上の」を意味します。

例文

The new government’s fiscal policy was criticized for many reasons.

新政府の財政政策は多くの理由で批判された。

例文

The president said he must raise taxes for fiscal security.

大統領は国庫収入の安定のために増税しなければならないと言った。

一方のfinancialはお金の扱いに関することで「財務の、金銭上の、金融の」の意味です。こちらも形容詞です。

例文

I hired a financial planner to help me organize my money.

私は自分のお金を整理するのを助けるためにファイナンシャルプランナーを雇った。

例文

The company closed because of financial problems.

その会社は金銭上の問題で廃業した。

fiscalとfinancialの意味は重なることもあるのでアメリカではときどき置き換えて使われると辞書に書かれていますが、全体的にはfinancialのほうがより一般的です。

また以下のように意味が異なったり、違った印象を与えるケースもあります。個人で「会計の、国庫収入の、財政上の」のような問題を抱えるのは少し何を指すのか曖昧な感じがします。

例文

He has a financial problem.

彼は金銭の問題を抱えている。

例文

He has a fiscal problem.

(税金の問題?)

fiscal year(会計年度)

fiscal year(会計年度)

fiscal yearは組織や政府が会計を報告する日付の間の年のことで、名詞で「会計年度、財政年度」を意味します。西暦とわけるため日本では「年度」という言葉が使われます。

日本では行政は毎年4月1日から翌年の3月31日まで、企業はそれぞれ会計年度を持っていますが3月決算が多いです。カナダ政府なども4月開始・3月終わりなので、この区切りが日本独自なわけではありません。

例文

The company will begin selling cars sometime in the next fiscal year.

その会社は次年度のどこかで車の販売を開始する予定だ。

例文

We hope to use only recyclable materials by fiscal 2025.

私たちは2025年度までに再利用できる材料だけを使うことを望んでいる。

言い換えとしては「financial year」「budget year」なども会計年度を意味し、ときどき使われますがより一般的ではなくなります。

例文

The company will begin selling cars sometime in the next financial year.

The company will begin selling cars sometime in the next budget year.

その会社は次年度のどこかで車の販売を開始する予定だ。

finance(ファイナンス)の意味と使い方

finance(ファイナンス)は名詞と動詞での使い方があり財務、金融、融資などの意味で使われます。

考え方としては「お金に関すること」と「お金を供給したりすること」を別々に考えることができます。

例文

She is in charge of the company’s finances.

彼女は会社の税務の責任者だ。

例文

She is in charge of the company’s financing.

彼女は会社の融資・資金供給の責任者だ。

最初の例文は財務担当のような感じがしますが、下は資金供給の担当の感じがします。街中で怪しい看板の「〇〇ファイナンス」がありますが、あれも資金供給という意味では間違ってないです。

財務部を表すには「financial department」「finance department」などの表記がみられます。

海外サイトに書いてありましたが「finance department」のほうが意味が広くとれて「財務部・経理部」のほかに業種によっては「融資部・ファイナンス部」のような解釈も可能になります。

例文

They work in the finance department.

彼らは財務部(あるいは融資などの資金供給を扱う部)で働いている。

fintech(フィンテック)

金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた言葉でビジネスジャンルと考えても間違いではないと思います。金融系の技術分野です。

日本では仮想通貨関連のサービスや、ちょっと前に話題になったオンライン質屋的な「CASH(キャッシュ)」、広い意味ではオンライン会計ソフト freee(フリー)なども入ってきます。

ほかに教育(Education)とTechnologyの組み合わせがEdTech(エドテック)と呼ばれるジャンルになっています。



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