movie

映画や小説のストーリーを説明する英会話

映画、小説、テレビ番組などの物語を説明する際には、わりと決まった答え方があるのでご紹介します。

カナダ人のスティーブは何度か日本人に「どんな映画なの?」と説明を求めたときに、ストーリーを細かく1から順番に、場合によっては結末まで言われてしまうことがあったそうですが、話の趣旨としては少し違いますね。

だいたいどんな映画なのか? を知りたいだけであって、映画などの公開情報を扱ったニュースでも比較的見かける表現です。

What’s it about?

What’s it about?は映画のあらすじなどを質問するときの決まり文句で、会話の定型文、フォーマットで英会話でも使える表現です。

What’s it about?
= What is the story of the movie?

必ずしも映画だけではないので、物事でも、日常の変わった体験や、小説などさまざまなものに使える表現です。

あくまでがっつり説明してほしいと思っている感じではない質問です。もちろん映画見てない人にネタバレするのは、あまり一般的に良いことではありません。

itの部分に具体的な作品名を入れることもできます。

What’s Terminator about?
(ターミネーターってどんな話?)

What’s the Godfather about?
(ゴッドファーザーってどんなやつ?)

It’s about [主人公の種類] who/which [何かする].

さまざまな答え方が考えられますが、このフォーマットを使うとわりとシンプルに説明することができます。

It’s about [主人公の種類] who/which [何かする].

以下、有名作品をこのフォーマットに当てはめてみます。

【Terminator/ターミネーター】
It’s about a robot who kills people.
(ロボットが人を殺すやつだよ)

【Godfather/ゴッドファーザー】
It’s about a mafia family who gets very rich.
(マフィアの一家が金持ちになる話だよ)

【Avengers/アベンジャーズ】
It’s about a team of superheroes who fights a god.
(スーパーヒーローのチームが神と戦う話だよ)

【Death Note/デスノート】
It’s about a book which kills people when you write their name.
(名前を書いた人を殺す本の話だよ)

【Your Name/君の名は。】
It’s about a boy and girl who exchange bodies.
(男の子と女の子の身体が入れ替わる話だよ)

about

他にもストーリーを説明する際には多様な表現が可能ですがシンプルに「about」を使っても説明できます。

Star Wars is about Luke Skywalker, a young Jedi who leads the rebels against the Empire.
(スターウォーズは、若きジェダイのルーク・スカイウォーカーが反乱軍を率いて帝国に立ち向かう(物語)だ)

The Avengers is about a group of superheros who save the world.
(アベンジャーズは世界を救うスーパーヒーローの集団(の物語)だ)

Amelie is set in France and is about a young eccentric girl.
(アメリはフランスが舞台の、風変わりな女の子(の話)だ)

Star Trek is about the captain of the Starship Enterprise.
(スタートレックは宇宙船エンタープライズ号の艦長(の話)だ)

もちろんaboutだけでは伝えきれないニュアンス、説明をするために以下の様な表現が、特に文章表現、ニュース記事などで使われます。

follow

「~の後について行く、~を追いかける」などの意味で知られる単語ですが、ストーリーを前に進める主人公に使われます。

Star Wars follows Luke Skywalker, a young Jedi who leads the rebels against the Empire.
(スターウォーズは、若きジェダイのルーク・スカイウォーカーが反乱軍を率いて帝国に立ち向かう)

よりルークを中心に主人公として物語が展開する様子が伝わります。

The Matrix follows Neo played by Keanu Reeves.
(マトリックスはキアヌ・リーブス演じるネオを中心に展開する)

日本語に訳しにくい文で「展開する、主人公にする、~を中心に話が進む」など様々なパターンが考えられます。

revolve around

こちらも似たような意味ですが「~を中心に展開する」といった訳で、主役の人物や物事に対しても使えます。

The Avengers revolves around a group of superheros who save the world.
(アベンジャーズは世界を救うスーパーヒーローの集団を中心に展開する)

The Terminator movies revolve around a future war between man and machine.
(ターミネーターは機械と人間の未来の戦争を中心に展開する)

star

starを動詞で使うと主演するといった意味になります。しかも「主演する」と「主演させる」の両方が使えます。

The Matrix stars Keanu Reeves as Neo.
(マトリックスではキアヌ・リーブスがネオ役で主演している)

Keanu Reeves stars in the Matrix as Neo.
(キアヌ・リーブスはネオ役でマトリックスに主演している)

He is starring in the school play.
(彼は学校の劇の主役だ)

(as) seen through the eyes of

「~の視点で描かれる、~の目を通して」といった意味で、映画の描き方が視点となる人物の感情や意見と合致して進むことが多いです。

Amelie is set in France as seen through the eyes of a young eccentric girl.
(アメリはフランスを舞台にした、風変わりな女の子の視点で描かれる話だ)

(as) told through / (as) told by

こちらは「~によって語られる」といった語り手がいるタイプの物語になります。

Star Trek is told through the captain of the Starship Enterprise.
(スタートレックは宇宙船エンタープライズ号の艦長によって語られる)

Star Trek is a space adventure as told through the captain of the Starship Enterprise.
(スタートレックは宇宙船エンタープライズ号の艦長によって語られるスペース・アドベンチャーだ)

Star Trek is a space adventure as told by the captain of the Starship Enterprise.
(スタートレックは宇宙船エンタープライズ号の艦長によって語られるスペース・アドベンチャーだ)

ご説明すると『Star Trek』は物語の冒頭で「館長日誌、宇宙暦201236.8、クリンゴン艦隊と遭遇したが~」と、艦長が物語を語る形式をとっています。

『タイタニック』は微妙だそうで、回想の形式をとっていますが、老婆となったローズが語っているかといえば、なんとも言えないそうです。

appear

appearは登場するといった程度で、主役ではない場合が多いです。ゲスト的なカメオ出演だったり、チョイ役だったり、それなりの役かもしれませんが「出演する」「登場する」ぐらいの意味です。

Arnold Schwarzenegger appears in the Expendables.
(アーノルド・シュワルツネッガーはエクスペンダブルズに出演している)

エクスペンダブルズは2012年のスタローン主演の映画で、この中でシュワルツェネッガーはちょっとだけ出演しています。

『80デイズ』ではジャッキーが主役で、シュワルツェネッガーがカメオ出演している程度に留まっていますが、いちおう同じ映画に登場した(appear)とはいえます。

このようにさまざまな形で映画などの説明ができるので、ぜひ英会話などでもご活用ください。

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