透明

透明、半透明、スケルトンを英語で言う

結論から書くと「スケルトン」は英単語としては存在しますが、カタカナでいう中身が見えるようなものは指しません。

透明、半透明を伝える表現もいくつかあるので順番に例文を交えながら取り上げていきたいと思います。

日本語では透明であることはたまに比喩的に純粋などの意味でも使われるので、英語でもどこまで使えるか確認してみました。

transparent(透明な)

「透明な」を意味する形容詞で、日常で使う言葉としては名詞の「transparence / transparency」よりも高いです。

This folder is transparent.
このフォルダは透明だ。

They are transparent and shiny like a diamond.
それらは透明でダイヤモンドのように輝いている。

transparent(人に使う)

人間に対して「transparent(透明な)」を使ったときのニュアンスが、けっこう微妙な感じがして難しいです。

①His personality is transparent.
彼の性格は透明だ。

①の表現は何度もネイティブと意味を確認しましたが、この表現は日本の「彼はピュアだ、純粋だ」の意味になりません。

①の表現は彼の性格は筒抜けで、隠そうとしていることが見えてしまう、といった少しネガティブな意味にもなります。

この表現自体に良い悪いはありませんが日本語でいえば「本心が見える、本音が透けて見える」といったニュアンスが近いです。

②Her smile is transparent.
彼女の笑顔は透明だ。

②の場合は本当は彼女は悲しいのに、笑って元気な素振りを見せた場合に使ったりします。

彼女は隠そうとしているけど、透明なので本心が見えてしまう、といった意味です。

③The company’s accounting is transparent.
その会社の会計は透明だ。

ただし人以外に使うと、文脈によっては良い意味にもとれます。③は意味合いが少し違います。

「この会社の会計は透明だ」となり、隠し事がない、何も隠していないといった「透明な会計」のように日本語と同じ解釈でも大丈夫です。

文脈によって少し捉え方が変わってしまうので、特に人の行為に対して使うときは注意が必要です。

正直だ、誠実だ、といったことを表現するには「honest」などわかりやすい言葉を使ったほうが無難ではないでしょうか。

translucent(半透明な)

「半透明」の意味で、そのまま半透明なものを表すのに使います。

これも形容詞での登場が多く、名詞の「translucence」で使われることは、日常ではさほど多くありません。

This folder is translucent.
このフォルダは半透明だ。

上の表現はクリアファイルのようなものをイメージしてもらえれば近いと思います。

skeleton(スケルトン)

英語としてのskeleton(スケルトン)は透明の意味ではなく、「骨格、骨組み」のことを指しています。

There is a skeleton hanging in my biology class.
生物のクラスには骨格がつるされている。

The human skeleton is made up of 206 bones.
人間の骨格は206の骨からできている。

exo-skeleton(外骨格)

exo-skeletonとは「外骨格」のことで、昆虫などの皮膚の外側にある堅い骨格の部分です。生物が持つ鎧(よろい)のようなものです。

exo-skeleton(グーグル画像検索)

古くは車田正美の聖闘士星矢に登場する聖衣(クロス)も、exo-skeletonだといえます。人間のこのようなスーツは後付けですが、昆虫などは元から備わっています。

スケルトン/透明(カタカナ)

カタカナでは「透明」のような意味で使われていますが、透明の意味はありません。たぶん日本語の「透ける」と「スケルトン」のスケルがたまたま同じだったので、それにひっぱられて「透明」といった意味で使われるようになった予感がします。

I have a skeleton bag.
*意味が伝わらないと思います

もしそれが中身が見えているようなカタカナのスケルトンであるならば以下のような表現が可能です。

I have a see-through bag.
I have a transparent bag.
私は透明のバッグを持っている。

先に紹介した透明を意味する「transparent」で伝わります。

恐竜の骨、化石など

しかし、日常会話であまりskeletonを使うわけではないので、もし恐竜の化石の骨組みなどを指すならば以下のような表現が自然です。

There are many dinosaur bones at the museum.
博物館に多くの恐竜の骨がある。

There are many dinosaur fossils at the museum.
博物館に多くの恐竜の化石がある。

あえて言葉の選択としてskeletonを選ぶ必要性もないといった感じです。

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