allergy

アメリカの学校ではピーナッツ類の持ち込み禁止

アメリカに来て驚いたのがピーナッツアレルギーの多さです。

私が子供の頃は1度も聞いたこともなかったこのアレルギーは、例え微量でも、食べるだけでなく接触や吸入しただけで、じんましん、鼻炎、嘔吐、下痢、ぜんそく、意識喪失、呼吸器困難などの強いアナフィラキシー反応を接触後5-15分以内に起こします。

生死にも関わるので発症したら即病院行きが鉄則のようです。

アメリカでは最も多いアレルギーで、卵、牛乳と同様に3大アレルギーの1つになっていますが、日本ではそれほど怖いアレルゲンとしては認識されていないようです。

しかし年々患者が増加していることから最近は注意が高まっているようです。

アメリカのピーナッツアレルギー問題

アメリカでは” PJ (peanut jam) sandwich”の名称で親しまれているピーナッツとジャムが塗られたサンドウィッチは、子供の弁当や給食、球場によく出る食べ物で、ピーナッツバターはアメリカの一般家庭では切っても切れない存在に思えます。

Wikipediaによると2002年の統計資料では、平均的なアメリカ人は高校を卒業するまでに平均すると一人あたり1500個を食べるほどの人気だそうです。

ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ(Wikipedia)

よってピーナッツアレルギー患者は、日常で様々な飲食物に目に見えない形で溶け込んでいるピーナッツにすら気をつけなければならないのは気の毒です。

初めて耳にした当初は知識もないので「肌が痒くなったりするくらいか」や「自分の子が食べるだけで他人にあげなければ良いだろう」くらいの認識でいました。

しかし、アメリカの現地校はもちろんのこと、日系が運営する日本学校ですら「ランチにピーナッツ類の持込禁止」という規則を敷いているのを見て、いかに重症な反応を起こすアレルギーかを思い知らされました。

アメリカで小児科医師をしている知人が、子供が小さい頃からピーナッツを食べさせる方がアレルギーになりにくいと話していました。

中国料理にはピーナッツや他ナッツ類を使うものが多いのにも関わらず、アメリカに比べるとアレルギー患者は絶対的に少ないといわれています。

理由は小さい頃から大量に消費しているというだけでなく、ただローストして食べるアメリカの食べ方と、揚げたりペーストして加熱する中国式の調理法の違いも大きいと見られています。

必要であればお近くの日本国内の医師、または専門の医療機関にご相談ください。

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