holiday

「休み」のday off / holiday / vacationの違い

休み・休暇を表すカタカナでもおなじみのホリディ(holiday)が具体的にどのような日を指しているのかは国によって微妙に違います。

日本語の国が定めた「祝日」のほかにも、バレンタイデーのようなものもholidayの一種ですが、別にみんな働いているので休みではありません。

このような基本的な違いをカナダ人のスティーブ、イギリス人のダンにヒアリングを行いながらまとめています。

day off / holiday

一般的にアメリカ英語とイギリス英語で意味が少し異なります。

米: I took a day off, because my son was sick.
(息子が病気だったので、1日休みをとった)

英: I took a holiday, because my son was sick.
(息子が病気だったので、1日休みをとった)

1日の休み、短い休暇に対してイギリスでは「holiday」を使い、アメリカ・カナダの北米では「day off」を使う傾向があるという話です。

ただ傾向だけの話であって、最近は境界も曖昧なのでどちらも可能性としては考えられます。

イギリス人のダンに確認してみましたが、おおよそ上の状況であっていますが、イギリスでも1日の休暇に「day off」を使うそうです。

アメリカで「holiday」を使うと、もうちょっと長い1週間程度の休みを指すことになります。

先に結論を書くとアメリカでは「holiday」が意味するのは「1週間程度の休暇」「特別な日」「祝日」のどれかです。

holiday(米:特別な日)

アメリカでholidayといえばspecial day(特別な日)と言い換えることもできます。

Valentine’s Day is my favorite holiday.
(バレンタインデイーは私のお気に入りのホリデイだ)

ただし、このバレンタインデーはアメリカでは祝日ではありません。カレンダーとは無関係な特別な日です。したがって普通の人は働いています。

public holiday / bank holiday

これがいわゆる政府が定めた「祝日」です。イギリスとアメリカで表現が異なります。

米:public holiday
英:bank holiday

In Canada we have two public holidays in a row, Christmas and Boxing Day.
(カナダでは2つの祝日が連続する。クリスマスとボクシングデーだ)

イギリス、カナダ、オーストラリアでは12月26日が「ボクシング・デー」という祝日になっています。

クリスマスに働いてくれた人に箱(box)を贈ったりします。元々は教会がクリスマスに受け取った寄付のプレゼントの箱を開ける日だったからだそうです。

殴り合いをするスポーツのボクシングは関係ありません。

vacation(休暇)

北米英語でvacationが指すのは「休暇」といった意味です。文脈がない場合のvacationが指すのは感覚的に1週間ぐらいに感じるそうですが、このあたりの感じ方は人によって違うでしょう。

I went to Paris on my vacation.
(休暇でパリに行った)

Students often work during their summer vacation.
(学生はよく夏休みの間に働く)

I have a vacation next month.
(来月に1週間の休暇がある)

I have a week off next month.
(来月に1週間の休暇がある)

他にも同じような意味では以下の表現も可能です。

I have seven days of holidays next month.
=I have seven days off next month.
(来月に1週間の休暇がある)

ただしseven days of holidaysはdayがかぶっているので、ちょっと表現としては美しくないような感じがあるみたいです。

vacation(動詞)

vacationを動詞で「休暇を取る」といった意味でも使えますが、感覚的にお金持ち・セレブがバカンスに行くみたいな、傲慢で鼻につく感じがあるみたいです。

She vacations in the Hamptons.
(彼女はハンプトンズに休暇に行く)

The Hamptonsはニューヨーク州ロングアイランドにある、サウスフォークと呼ばれる一帯にある地名です。お金持ちの避暑地として有名です。

the Hamptons

the Hamptons

イギリスの状況

一週間程度の休みにはweek offなどの単語も使われています。

またバレンタインデーのような特別な日だけど休みではない日については、少し迷っていましたがholidayであり、たまにジョークっぽく「Hallmark holiday」とも呼ぶそうです。

Hallmark

hallmarkは世界的に有名なグリーティングカードの会社で、バレンタインデーみたいな日にはhallmarkのグリーティングカードを買って書かなければいけないから、といった皮肉っぽい感じです。

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