ブーム

boom(ブーム)とtrend(トレンド)の違い

流行っている、流行になっていることを表す英単語や英語表現は多く存在します。

今回、取り上げた単語は「boom」「fad」「trend」「craze」の4つです。

厳密には定義があってないようなものなので、一時的な熱狂やある程度の長さをもったもの、ニュアンスの違いなど使う人によって差があります。

今回はそういった定義が曖昧で差がある前提で、ネイティブに感覚やニュアンスなど確認しました。

あくまで純粋な英単語としての違いなので日本のファッション業界用語、経済用語における定義とは無関係です。

boom(ブーム)

カタカナでは定着しているboomは何かが人気になっていることを表しますが、カタカナの感覚ほどは一般的には使われない言葉だそうです。

特にboomを使うのはビジネス、経済などの活動、流行に使うことが多く、人々の間のファッション的な流行には用いられることは少ないみたいですね。

A large housing boom led to the economic crisis in 2008.
(大規模な住宅ブームが2008年に経済危機につながった)

China has become a booming market for smartphones.
(中国はスマートフォンの成長著しい市場となった)

ただし人々の間での流行をビジネス、経済活動として見れば私達がイメージする「ブームになっている」に近いニュアンスで表現できます。

Many people got fat during the Krispy Kreme boom a couple years ago.
(数年前のクリスピークリームのブームの間、多くの人々は太った)

Pokemon Go is booming all over the world.
(ポケモンGOが世界中でブームだ)

The Indian food business is booming.
(インド料理のビジネスがブームだ)

「人気、流行り」という意味には、ネイティブスピーカーはboomよりも次に紹介する”fad”や”trend”をよく使います。

My boom(マイブーム)

「My boom(マイブーム)」は和製英語で、おそらく流行らせたのは漫画家のみうらじゅんさんではないでしょうか。

世の中の動き、傾向を表すのがブームなので、英語として見た場合は個人の熱狂を指す時点でそもそも矛盾した感じのある表現です。

個人的にハマっているようなことは以下の表現が可能です。

I’m really into trains.
(私は電車にハマっている)

fad(一時的流行)

「一時的流行、~熱、流行のもの」といった意味ですが、少し話す側のネガティブなニュアンスが感じられる言葉になるそうです。

つまり話す側が流行っていることを「くだらない」と思っているニュアンスがあります。

The Crocs fad peaked around 2007.
(クロックスの流行りのピークは2007年頃だった)

trend(流行)

トレンドはより長い期間で、ポジティブな意味で使われます。

The trend of using SNS has made email a tool only for business.
(SNSの流行はEメールをビジネスのためだけのツールにした)

もちろん、fad / trendは話す人の感じ方の問題であって、文章としては両方を使うことができます。

The Crocs trend peaked around 2007.
(クロックスのトレンドは2007年頃だった)

The fad of using SNS has made email a tool only for business.
(SNSの流行はEメールをビジネスのためだけのツールにした)

craze(流行・はやり)

これもカタカナのブームに近いニュアンスの言葉です。感覚的には短期間で熱狂的な流行、すぐに沈静化されてしまうような感覚が伴います。

ただその「短期間」が一体どれぐらいを指すのかといえば、特に定義がありません。

The tamagotchi craze lasted a few years.
(たまごっちブームは数年続いた)

I never got into the Pokemon Go craze.
(私は絶対にポケモンGOブームには乗らない)

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